2日目〜!早速全身痛いなり。
昨日の帰りが遅く、寝られたのが4時だったので今日はのんびり。銀杏に間に合ったらいいか〜というテンションで宿を出たら、まさかのシャトルバス1時間待ちでした!(例年ほぼ待たない、待っても15分くらい。)今日も何かと並ぶんですかね!
銀杏BOYZ
最後の数曲だけ間に合ったので、とりあえず本日最初のビールを。峯田さん気持ちがありすぎて大変そうだな〜とかっていつも思う。でもその気持ちを伝えようとし続けるその熱量こそ、銀杏の歌がグッとくるところなんでしょうね。余裕で尺オーバーしてたけど、最後の最後まで気持ちのこもったライブをありがとう!ベビベビ!
キセル
雨が降り出してきた〜キセルを見にヘブンへ。いつぞやのカクバリフェス以来ですが、相変わらず心に優しい音楽。全イライラを解いてくれるよね。ザ・ヘブン!という感じの空間を作り上げていて大変心地よかったです。
そしてヘブンといえば本日の1食目はSakuragumiのピザー!!!念願すぎる。6年目にして初。噂に違わず、うんまかったよ!!
で、ピザを食べたことで食欲に火が点いて、こちらも念願お初の朝霧食堂へ!
シチュー丼。
定番ぐるぐるウィンナー。
アバロンの看板横のホワイトステージを見下ろせる丘で、UNKNOWN MORTAL ORCHESTRAの音を聞きながらご飯食べて満足。こういう贅沢ができるのもフジロックの魅力だね。雨は止みそうにないけど。
Shohei Takagi Parallela Botanica
cero高城さんのソロプロジェクト!音源が出ていないので、どういう感じなんだろうな〜と思ってたんだけど、パラボタめっっっちゃいいじゃん!めっっっちゃ良かった!ムーディーなサックスの曲とかすごく好き。なんていうか時間感覚を忘れるような音楽だったな。いよいよ土砂降りの雨で、もはや音楽より雨音のほうが勝るレベルだったけど、パラボタの癒し力で完全に元気出ました。
フジロックって、あ〜疲れたなあ、もうしんどいかも、というときも、ステージの後ろの方で目を瞑って癒し力の高い音楽を聴くと、体力(どちらかというとMPに近い)が全回復する。2017年もしんどすぎてさすがに限界だ、もう帰るしかないかな、と思ったタイミングで聴いたÁsgeirがそうだったな。パラボタの音源リリースも楽しみ!
Courtney Barnett
白いタンクトップ姿で左利きギターを指で鳴らしながらアンニュイな顔で歌う姿がめちゃくちゃかっこよかった!ロックスターってこんな感じなんだなきっと!と少し年上のお姉さんに惚れ惚れした。声も曲もとても好きだしもう少し見たかったけど、グリーンのアジカンが気になるので後ろ髪引かれまくりで移動。
強い雨がずっと降り続いていて、水溜りが多発、ぬかるみも深くなる中、この時はまだ長靴が優勝!とか言って余裕かましてたけど、後に長靴をもってしてもどうにもならないくらいの雨が続きます。
Asian Kung-Fu Generation
コートニー・バーネットに後ろ髪引かれまくりながらグリーンに向かって移動していたら、なんと「君という花」が聞こえてきて、うわあああ!グリーンに着いたら今度は「リライト」のイントロで更にうわあああああ!青春!わたしの青春はエルレよりアジカン!笑
当時(中学生の頃)は一時の流行りバンドかなとも思ったけど、アジカンはそれからもずっと活躍しているね。ゴッチのツイートが定期的にRTされて回ってきたり、インタビューを読んだりテレビで話しているのを見る限りでは、とてもとてもとてもとても音楽を大切にしている人なのだなあという印象があって、だからやっぱりライブもめちゃくちゃ良かった。
「誰の真似もしなくていい」っていうのは、最近見つけた言葉。「自由にしていい」って言葉よりも、多くの人を解放するなぁって感じる。
— Gotch / Masafumi Gotoh (@gotch_akg) 2019年7月29日
MCでゴッチがさらっと「誰の真似もしなくていいからね」と言って次の曲に入っていったとき、ああアジカン見に来て良かったなあと思った話はまた改めて。
マーティンに備えてオアシスで腹ごなし。雨のおかげで全然並んでいない京都櫻川(ミシュラン1つ星)の鱧うどん!大好き!出店以来毎年食べてる一番のお気に入りフジ飯。うどんは全わたしを救うよ。
Martin Garrix
4つ打ち大好き人間なのでとても楽しみにしていたマーティン。トゥモローランドの映像見て、壮大すぎるステージがフジではどうなるんだろう?と思っていたけど、グリーンステージらしいライティングでめっちゃテンション上がった!ステージから放たれるレーザーがグリーン後方の山に模様を描いていて、そのレーザーに容赦なく降りしきる雨粒が色とりどりに光って幻想的で更にテンあげ!
もう本当にこの辺から雨がかなりヤバかったけど、むしろ雨が降れば降るほど開き直って踊りまくるという感じのみなさんに囲まれて踊りまくって楽しかった〜!
「In The Name of Love」の大好きなメロ部分も4つ打ちに入れ替わってしまって聴けなかったのは残念だけど、歌パートは全力ガロングでした!
各曲そうだけど、音源とはまた違う、ひたすらに投下される4つ打ちで踊ることに没頭しながら、歌部分はガロングして、また4つ打ちで踊りまくって、始まった頃はまだ明るかった(写真)のに気付いたらすっかり夜で、しかも大雨で、そりゃ体力持っていかれるわ。
「Seven Nations Army」流したりするし、年下の男の子に踊らされまくった1時間半でした。最高かよ。
FUJI ROCK that was magical!! thank you for partying so hard in the rain!! lots of love ❤️❤️ @fujirock_jp pic.twitter.com/Jh3BuzFb5L
— MARTIN GARRIX (@MartinGarrix) 2019年7月28日
そういえば脚怪我してたんだったね!フジに来てくれてありがとう!2枚目の写真の雨すごい。
Daniel Ceaser
楽しみにしていたアクトの一つだったけど、マーティンで全力出したのでレッド屋根下には入れず、でもわたしはレッドの外でステージ全体が見えるくらいの位置で見るのが密かに好き!幸い土砂降りすぎてレッド外には人もあまりいなくて、一人で真っ直ぐステージが見渡せてとても気持ちよく過ごせたよ。そして彼も年下なんですね!いやん素敵。
雨音をすっと払いのけて耳に入ってくるようなロマンチックな歌声でうっとり。何時間でも聴いていたいよ。好き。
とか思いつつ引き続き土砂降りの雨でオアシスが空いていたので、今年2度目のもち豚串(にんにく味噌)頂きました!雨で味噌が流される前に慌てて食べたのでめちゃくちゃ食いしん坊みたいだったw そしてうま。うまうま。
SIA
さて、来ましたシーア。一体どんなステージになるんだろう?歌手としてはめちゃくちゃコンセプチュアルに作り込んでいるイメージなので、きっとステージもめちゃくちゃ作り込んでいるんだろうなとは思っていたけど、想像をするっとかいくぐってくるような壮大なショーでした!
登場の瞬間、そのフォルムだけでちょっと鳥肌立つ。あ、シーアだ、という感じ。そしてMVでおなじみのダンサー、マディー・ジーグラー本人が出てきて、シーアはロボットみたいに立ち尽くしてただ歌っていた。本当に歌っているのかすら疑わしいくらい微動だにせず、何曲目からかはステージの脇で照明も当たらずにずっとその場で歌っていた。今回のステージはダンサーの表現がメインみたい。とにかくシーアは歌うためだけにステージに存在していて、ダンサー達が物語を表現していく、超コンテンポラリーダンスのショーでした。
マディー・ジーグラーは「Chandelier」のMVを初めて見たときにかなり衝撃を受けて、シーアのライブというより、目の前で実際に踊る彼女の躍動に感動した。人の身体ってこんな風に動かせるものなの?と思うダンサーは各ジャンルでいるけど、それよりもここまでの表現力ってあるの?という衝撃。それを目の前で見られたことで満足。すごいね!
レポートを読む限りでは最後までショーを見ることでシーアのステージは完結したようだったけど、シーアがベストアクト!やべえもん見た!という感想も多く見受けられるくらい伝説になりそうなショーだったけど、わたしが求めているライブがまさしくホワイトで始まるところだったので早めにグリーン離脱。
ちなみに最近ではシーア素顔も出しているし、わたしはこの写真で久しぶりにSIA聴こうと思うきっかけになりました。
ちなみにこのデザイナー(Cristiano Siriano)は今年のメットガラでジャネール・モネイが着用した顔ドレスのデザイナーでもあるよ!
急いでホワイトに向かうとき、Keenブースとかがあるところが完全に水没して池になっていて通れず、思わずその場に居合わせた見知らぬ人同士で「ヤバくない?」って言い合ってもはや笑った。長靴もさすがに浸水(浸水というか自分の身体を伝った雨水が長靴の中に溜まったっぽい)。深さ20cmくらいの池(水溜り)に脚を一度突っ込んだらもうなんでもよくなった。
Death Cab for Cutie
大雨により開演時間が繰り上げられ、また演奏時間も短縮されたデスキャブ。個人的にはシーアを切り上げてデスキャブ行って良かった!悔いはない!というくらいのライブでした。ホワイトに全信頼を寄せているけど、その全信頼をまた一つも二つも上回るような音に包まれる空間。ホワイトで音を浴びている感が最高。サマソニで見たときより何倍も解放的で真っ直ぐなライブでした、ありがとう。
Jonas Blue
レッドの4つ打ちでバチッと踊って帰るフジロックが大好きです。深夜ずっと踊り通すのも夢だけど。引き続き土砂降りの中、レッドの外で2曲ほど思う存分に踊って切り上げました。
場外でお夜食を。けんちんうどん!大雨でポンチョもゴアテックスも関係なくびしょ濡れになって冷え、踊り疲れた体に染みる味噌スープとうどん。具も盛りだくさんでとってもおいしかった!生き返る〜。
今日のシャトルバスはさすがの大雨でみんな早めに切り上げたのか、ノー行列でそのまま乗車できました!
宿に帰ってから知ったけど湯沢町に大雨警報出てたんだね。デスキャブの時間変更とか残念だなと思ってたけど、可能な限りで開催し続けてくれてありがとうフジロック!確かに川の増水を目の当たりにしたときさすがに酔い冷めたもんな。明日の会場は大丈夫かしら?