たのしく暮らそう

ホワイトステージの轟音

【A Celebration of Endings/Biffy Clyro】なんとなく聴き始めたらなんだか泣けてきた

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8月14日にBiffy Clyroのニューアルバム『A Celebration of Endings』がリリースされたよ!!真意はわからないけどタイトルかっけー。祝おうぜ。

 

Biffy Clyroとわたしの出会いは、初めてフジロックに行った2014年のホワイトステージでした。旦那が「このバンド、ヘビー系の音でめちゃくちゃかっこよくてイギリスですごい人気みたいだから見ようぜ」(文字にするとめちゃくちゃバカっぽいな)と言ってホワイトステージに連れて行ってくれました。旦那のこの功績は永遠に忘れないぞ。

夜のホワイトステージで、上裸の3人がはちゃめちゃに演奏する姿を見て完全に恋落ち。ボーカルのサイモンはアンプの上に登ったりとにかくはちゃめちゃなんだけど、歌はしっかりしてるしスタジアム感すごいしアンセムばっかりだし、何より顔がぐうタイプ(しかもふわふわのロン毛)。更にはドラムとベースは双子だっていうし、3人ともめっちゃ仲良さそうだし、とにかく楽しそうだし、完全に恋に落ちたのでした。

 

その後、バイト先でもよく流れていて(UKバンドの音楽中心の有線が流れていた)、ヘビー系の音楽が好きなサブマネが「この曲いいな〜っていうのがあるんだけど、なんかバイオリンのパートがある曲で、店でよく流れてるんだけど」という情報から「それ!わたしの大好きなBiffy Clyroっていうバンドの曲です!」と名探偵っぷりを発揮したのも思い出深い。サブマネがアルバムを通して聴いた感想は「だいたい同じような曲だね」でしたけど!!!(否定はできぬ)

この曲↓

 

今年の2月から色々SNS上で謎のプロモーション始まって、どうやら新譜作ってるらしいぞってそわそわしていた頃に書いたフジロックのヘッドライナー予想がこちら↓

 

謎のプロモーションの正体は「Instant History」という曲のリリースで、なんかシンセの音入っとるー!って感じでちょっと違和感あったんだけど、野外フェスのステージでやったらきっとめっちゃアガるよね。"This is the sound that we make. Can you hear it?"というサビの歌詞もストレートすぎてグッとくるし、シンガロング決定ですね。

 

で、ようやく先日フルアルバムがリリースされたのでなんとなく聴き始めたんですよ。もうほんとなんとなく。あ〜お風呂入るのダルいな〜とりま何か音楽聴こう〜って感じで。そしたら今お風呂入らずにフルアルバム聴き終わっちゃった。おい。

名盤!!!!かどうかはわからないけど、とにかく音と歌声と壮大な雰囲気で泣けてきた。ああ、今年の夏は本当にフェスがないんだなあ、いつかまたこういう音楽を爆音で浴びられるのかなあ、って感じで。夏休み明け初日からヘビーめにセンチメンタル。

 

2017年のGlastonburyの動画も貼っておきます。はー好き。2016年のフジロックの1曲目がこれだったな。

 

アルバムの内容知りたい人はプロが書いた記事を読んでください。

この記事を読んでいて思ったけど、バンドとか音楽の魅力を言葉で伝えるのってめちゃくちゃ難しいよね。音楽の魅力って(わたしが思うところ)とりあえず聴いて!ライブ見て!感じるか感じないか!ってだけだもんね。そう考えるとFUJIROCK EXPRESSの記事書いてる人たちすごいな。だいたいグッと来るもんな。文化を共有できている感じがするからかな。

 

Biffy Clyro知らない人は『Only Revolutions』と『Opposites』というアルバムがめちゃくちゃキャッチーな代表作なので聴いてください。もっと日本でも人気出てほしいんだわたしは。2016年のグリーンステージ全然人いなくて悲しかったんだもん、まじで。2014年のホワイトの熱狂は一体どこへ…?イギリスのフェスではあんなにでかいステージでみんなで全ガロングしてるのに!!だからわたしがインフルエンサーになる!!

 

お風呂入って寝よ。